2024年10月3日 / 最終更新日時 : 2024年10月4日 いわまあみ きのこ豆知識 マツオウジ(松旺子)Lentinus lepideus 時期 夏から秋にかけて(福岡県では4月~9月ごろまで観察することができます)場所によっては、古くなった子実体が1年中見られることがあります。 発生環境 クロマツやアカマツの切り株や倒木に発生します。特に古いマツの切り株、 […]
2024年9月28日 / 最終更新日時 : 2024年10月2日 いりさじょうじ きのこイベント 阿寒きのこ&粘菌ツアーのすゝめ 今年もこの場所に来ることが出来たことに感謝したい、とつくづく思った。 1年に1度、自分へのご褒美として阿寒に行くことにしている。 ここに来れば確かな自然の営みを感じることが出来、あぁ、やはり自然というのはかくあるべきだな […]
2024年9月18日 / 最終更新日時 : 2024年9月18日 いりさじょうじ きのこエッセイ アカキツネガサを分解する 小さな殿舎だけが残っている古びた神社。その神社に続く、細く曲がりくねった参道。訪れる人もまばらであろうとしか思えないその坂道は、それでもいつも綺麗に掃かれており、木の葉一枚落ちていない様子が奇異にも感じるのだが、殿舎まで […]
2024年9月13日 / 最終更新日時 : 2024年9月13日 いわまあみ きのこ豆知識 イヌセンボンタケ(犬千本茸)Coprinellus disseminatus 時期 春~秋(福岡県では6~10月ごろまで観察できます) 発生環境 腐生菌。切り株や倒木などにびっしりと群れになって生えることが特徴で、名前のdisseminatusには「広く撒き散らした」「あらゆる方向に繁殖する」とい […]
2024年9月6日 / 最終更新日時 : 2024年9月8日 いわまあみ きのこ豆知識 ツクツクボウシタケ(つくつく法師茸)Cordyceps kobayasii 時期 夏~秋(福岡県では6月~10月(稀に11月)ごろ観察することができます) 発生環境 湿気がある山道、斜面地、公園の脇など、地中にいるツクツクボウシの幼虫から発生します。まれにアブラゼミの幼虫から発生することもありま […]
2024年8月16日 / 最終更新日時 : 2024年8月16日 いりさじょうじ きのこ研究 新種サトタマゴタケの論文を分解する(タマゴタケとの形態的違いを探る) 新種サトタマゴタケの論文が発表されました。「Amanita satotamagotake sp. nov., a cryptic species formerly included in Amanita caesareo […]
2024年8月9日 / 最終更新日時 : 2024年8月9日 いわまあみ きのこ豆知識 ソライロタケ(空色茸)Entoloma virescens 時期 夏~秋に発生します。(福岡県では6月~10月に観察することができます) 発生環境 広葉樹林・針葉樹林・竹林など意外と様々な場所で発見例がありますが、あまり見られないきのこです。 広葉樹林内に発生したソライロタケ。 […]
2024年8月2日 / 最終更新日時 : 2024年8月2日 いわまあみ きのこ豆知識 キイボカサタケ(黄疣傘茸)Entoloma murrayi 時期 夏から秋にかけて(福岡県では梅雨時期~秋にかけて観察することができます。) 発生環境 広葉樹林・針葉樹林の腐葉上に生えてきます 特徴 きのこの直径は1~4㎝ほどの小型のきのこです。名前の由来は、傘の頂点に小さな「イ […]
2024年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年7月21日 いりさじょうじ きのこ研究 ヤグラタケとは何ものなのか?(後編) ヤグラタケ、日本ではキノコの上にキノコが載っているのを「櫓」に見立てて、「ヤグラタケ」という和名をつけられたのだが、英語圏では 「star bearer」(星を運ぶ者) と呼ばれているらしい。なんて素敵な名前なのでしょう […]
2024年7月20日 / 最終更新日時 : 2024年7月20日 いりさじょうじ きのこエッセイ ヤグラタケとは何ものなのか?(前編) ヤグラタケを最初に見たのは神戸での観察会だったと思う。 「いりささん、見て、ヤグラタケがあったよ!」 そう呼びかけてくれたSさんが、黒いキノコらしいものとその上から白いキノコが出ているものを手に載せて僕の目の前で誇らしげ […]