2024年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年7月21日 いりさじょうじ きのこ研究 ヤグラタケとは何ものなのか?(後編) ヤグラタケ、日本ではキノコの上にキノコが載っているのを「櫓」に見立てて、「ヤグラタケ」という和名をつけられたのだが、英語圏では 「star bearer」(星を運ぶ者) と呼ばれているらしい。なんて素敵な名前なのでしょう […]
2024年7月20日 / 最終更新日時 : 2024年7月20日 いりさじょうじ きのこエッセイ ヤグラタケとは何ものなのか?(前編) ヤグラタケを最初に見たのは神戸での観察会だったと思う。 「いりささん、見て、ヤグラタケがあったよ!」 そう呼びかけてくれたSさんが、黒いキノコらしいものとその上から白いキノコが出ているものを手に載せて僕の目の前で誇らしげ […]
2024年7月15日 / 最終更新日時 : 2024年7月16日 いりさじょうじ きのこ観察記 謎ヌメリガサ図鑑(その1) 今年の7月10日、綺麗なキノコがTwitterにアップされた。冬虫夏草を専門にしているめたこるじぃ氏である。 緑のヌメリガサ科のキノコと言えば思いつくのはワカクサタケ、フカミドリヤマタケ(通称ヒスイガサ)の2種類。 ただ […]
2024年7月15日 / 最終更新日時 : 2024年7月15日 いりさじょうじ きのこエッセイ ひび割れルスラ5人衆 アイタケというキノコをご存じだろうか? もちろん、この記事をわざわざ読みに来てくれる奇特な読者の方々なら、アイタケぐらいは毎年観察できている人が多いのではないでしょうか?アイタケはその緑青色した美しい色の傘とこの「ひび割 […]
2024年7月12日 / 最終更新日時 : 2024年7月12日 いわまあみ 未分類 ヤコウタケ(夜光茸)Mycena chlorophos 時期 梅雨~秋にかけて(福岡県では梅雨時期によく観察されています) 発生環境 タケ・ヤシその他の樹木の枯幹・落枝などに発生します。 特徴 きのこ全体は白色で、直径3㎝ほどの小型のきのこです。傘の表面はぬめぬめのゼラチン質 […]
2024年7月5日 / 最終更新日時 : 2024年7月5日 いわまあみ きのこ豆知識 ナラタケモドキ(楢茸擬)Armillaria tabescens 時期 夏~秋(福岡県では7月~9月に観察されています。) 発生環境 広葉樹や針葉樹の根元付近に発生します。また、地中に埋もれた木からも発生することがあります。樹木が植えられている公園や街路樹などで見ることができる身近なき […]
2024年6月23日 / 最終更新日時 : 2024年6月24日 いりさじょうじ きのこニュース 光る粘菌が発見されました 6月16日、光る粘菌が発見されました。場所は鳥取県の大山で標高が400m付近です。発見者の白石泰志さんによると、夜に光っているヤコウタケの撮影をしにいったところ、ヤコウタケが発生している木のすぐそばで、粘菌も光っていたそ […]
2024年6月20日 / 最終更新日時 : 2024年6月20日 いりさじょうじ きのこ研究 新種サトタマゴタケの論文を分解する(宿主について考えてみる) 新種サトタマゴタケの論文が発表されました。「Amanita satotamagotake sp. nov., a cryptic species formerly included in Amanita caesareo […]
2024年6月14日 / 最終更新日時 : 2024年6月14日 いわまあみ きのこ豆知識 カワラタケ(瓦茸)Trametes versicolor 時期 一年をとおしてその姿を観察することができます。 発生環境 白色腐朽菌で、材を白く腐らせます。広葉樹・針葉樹・ベニヤ板など様々な場所で見ることができる身近なきのこのひとつです。全世界に分布しています。 特徴 傘は半円 […]
2024年6月7日 / 最終更新日時 : 2024年6月7日 いわまあみ きのこ豆知識 ヒトクチタケ(一口茸)Cryptoporus volvatus 時期 春から夏にかけて(福岡県内では主に3月~6月に生え始め、場所によっては1年を通して(秋から冬のものは老菌)その姿を観察することができます) 発生環境 枯れて間もないマツ(主にクロマツ・アカマツ)に発生します。マツが […]