2024年9月13日 / 最終更新日時 : 2024年9月13日 いわまあみ きのこ豆知識 イヌセンボンタケ(犬千本茸)Coprinellus disseminatus 時期 春~秋(福岡県では6~10月ごろまで観察できます) 発生環境 腐生菌。切り株や倒木などにびっしりと群れになって生えることが特徴で、名前のdisseminatusには「広く撒き散らした」「あらゆる方向に繁殖する」とい […]
2024年9月6日 / 最終更新日時 : 2024年9月8日 いわまあみ きのこ豆知識 ツクツクボウシタケ(つくつく法師茸)Cordyceps kobayasii 時期 夏~秋(福岡県では6月~10月(稀に11月)ごろ観察することができます) 発生環境 湿気がある山道、斜面地、公園の脇など、地中にいるツクツクボウシの幼虫から発生します。まれにアブラゼミの幼虫から発生することもありま […]
2024年8月16日 / 最終更新日時 : 2024年8月16日 いりさじょうじ きのこ研究 新種サトタマゴタケの論文を分解する(タマゴタケとの形態的違いを探る) 新種サトタマゴタケの論文が発表されました。「Amanita satotamagotake sp. nov., a cryptic species formerly included in Amanita caesareo […]
2024年8月9日 / 最終更新日時 : 2024年8月9日 いわまあみ きのこ豆知識 ソライロタケ(空色茸)Entoloma virescens 時期 夏~秋に発生します。(福岡県では6月~10月に観察することができます) 発生環境 広葉樹林・針葉樹林・竹林など意外と様々な場所で発見例がありますが、あまり見られないきのこです。 広葉樹林内に発生したソライロタケ。 […]
2024年8月2日 / 最終更新日時 : 2024年8月2日 いわまあみ きのこ豆知識 キイボカサタケ(黄疣傘茸)Entoloma murrayi 時期 夏から秋にかけて(福岡県では梅雨時期~秋にかけて観察することができます。) 発生環境 広葉樹林・針葉樹林の腐葉上に生えてきます 特徴 きのこの直径は1~4㎝ほどの小型のきのこです。名前の由来は、傘の頂点に小さな「イ […]
2024年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年7月21日 いりさじょうじ きのこ研究 ヤグラタケとは何ものなのか?(後編) ヤグラタケ、日本ではキノコの上にキノコが載っているのを「櫓」に見立てて、「ヤグラタケ」という和名をつけられたのだが、英語圏では 「star bearer」(星を運ぶ者) と呼ばれているらしい。なんて素敵な名前なのでしょう […]
2024年7月20日 / 最終更新日時 : 2024年7月20日 いりさじょうじ きのこエッセイ ヤグラタケとは何ものなのか?(前編) ヤグラタケを最初に見たのは神戸での観察会だったと思う。 「いりささん、見て、ヤグラタケがあったよ!」 そう呼びかけてくれたSさんが、黒いキノコらしいものとその上から白いキノコが出ているものを手に載せて僕の目の前で誇らしげ […]
2024年7月15日 / 最終更新日時 : 2024年7月16日 いりさじょうじ きのこ観察記 謎ヌメリガサ図鑑(その1) 今年の7月10日、綺麗なキノコがTwitterにアップされた。冬虫夏草を専門にしているめたこるじぃ氏である。 緑のヌメリガサ科のキノコと言えば思いつくのはワカクサタケ、フカミドリヤマタケ(通称ヒスイガサ)の2種類。 ただ […]
2024年7月15日 / 最終更新日時 : 2024年7月15日 いりさじょうじ きのこエッセイ ひび割れルスラ5人衆 アイタケというキノコをご存じだろうか? もちろん、この記事をわざわざ読みに来てくれる奇特な読者の方々なら、アイタケぐらいは毎年観察できている人が多いのではないでしょうか?アイタケはその緑青色した美しい色の傘とこの「ひび割 […]
2024年7月12日 / 最終更新日時 : 2024年8月2日 いわまあみ きのこ豆知識 ヤコウタケ(夜光茸)Mycena chlorophos 時期 梅雨~秋にかけて(福岡県では梅雨時期によく観察されています) 発生環境 タケ・ヤシその他の樹木の枯幹・落枝などに発生します。 特徴 きのこ全体は白色で、直径3㎝ほどの小型のきのこです。傘の表面はぬめぬめのゼラチン質 […]