2019年1月10日 / 最終更新日時 : 2019年1月10日 いわまあみ 杏美菌譜 見かけだまし(スッポンタケ) 私が一人暮らしをしていた時、突然近所の人から連絡がありました。 「あみちゃん、卵みたいなのが地面から生えてるっ」 「卵ですか!?」 〝卵〟を連想させるきのこは沢山ありますがこの時期(10月)となるとなかなか限られてきます […]
2018年4月29日 / 最終更新日時 : 2018年4月29日 いわまあみ 杏美菌譜 似て非なるもの(ヒメベニテングタケ) 木漏れ日がさす、森の中…一見森の中は暗くて、なにかが出そうな雰囲気でした。今日はみんなできのこを探す日、さて、どんなきのこが見られるのでしょうか? 森の中に入って早々、 「きのこがありました!!」 と、大きく透き通った声 […]
2018年4月1日 / 最終更新日時 : 2018年4月1日 いりさじょうじ 図解キノコ 図解きのこ「ツバキキンカクチャワンタケの生活サイクル」 キノコ観察会に参加し始めた頃のこと。 公園から少し外れたハイキング道へと向かう道の途中にある木の下へとそそくさと集まってから、リーダーがこういう風に言うのであった。 「さて、今から小さいキノコを探してくださいね~」 へ? […]
2018年3月29日 / 最終更新日時 : 2018年3月29日 いわまあみ 杏美菌譜 実は主役じゃなかった…(カミウロコタケ) これは、昨年の冬におきた出来事です。。 クヌギを植えている林。そこでは、わさっとしていた葉っぱは地面に落ちていました。 風が吹くたびに、一枚、また一枚と散ってゆきます。 ここのクヌギ林は毎年、探し物をしに訪れます。 ポテ […]
2018年3月23日 / 最終更新日時 : 2018年3月23日 いわまあみ 杏美菌譜 寒さにも負けず、霜にも負けず(フサタケ属) 雲のない晴れた日の朝には、とても冷たい空気が地表の草たちに氷の衣をつけてカチコチに凍ってしまいます。今日も、そんな1日の始まりです。 さて、今日は標高800mくらいの山に登りに行きました。この山はとても険しく、斜面地を滑 […]
2018年3月15日 / 最終更新日時 : 2018年3月15日 いわまあみ 杏美菌譜 アリたちの脅威(タイワンアリタケ) ここは、水がゆっくりとせせらいでいる渓谷。そのためか、周りにはコケ植物たちがお互いの居場所を攻めあって生活をしているようです。冬になっても、枯れない植物たちは緑色の葉を光に照らされながら生い茂っていました。 実は、この場 […]
2018年3月1日 / 最終更新日時 : 2018年3月1日 いわまあみ 杏美菌譜 真冬の星屑(マユハキタケ) 今日の気温は0度を下回る、とても身の凍るような寒さでした。 台所に置いていた花瓶の中の水は凍り、蛇口をひねっても水が嫌な音を立てながら流れていました。 大きな空は、厚みのある灰色の雲が湧き出すように続々と、山の向こうから […]
2018年2月23日 / 最終更新日時 : 2018年2月23日 いわまあみ 杏美菌譜 材木アート(シックイタケ) 太陽に向かって生える一直線にのびたスギの木には、もう、スギの花が大きく膨らみ始めていました。重さに耐えられなかったのか、道端には生々しい色のスギ枝がぽつぽつと落ちていました。 そんなスギ林の中、(福岡県内では)ほぼ一年を […]
2018年2月14日 / 最終更新日時 : 2018年2月15日 いわまあみ 杏美菌譜 大きな木の隅で…(ニクコウヤクタケ) 連日続いた雪景色。 今日はコンクリートで舗装された道を歩く。周りは大きな灰色っぽい建物が建っていました。 建物の入口へ続く階段は鏡のように風景を映し、まるで菌糸のように氷を張り巡らせていました。 「うわっ寒っ」 キンキン […]
2018年2月1日 / 最終更新日時 : 2018年2月1日 いわまあみ 杏美菌譜 似たもの多し(ニセニクハリタケ) この日は、周りから体を突き抜けるような冷たい風が吹いていました。 外に出たはいいものの、さて、どうするか… 手はかじかみ、長靴をはいた足は地面についているのかさえ分かりませんでした。 森の斜面地にある倒木に、何か、重なり […]