2023年2月5日 / 最終更新日時 : 2023年2月5日 いりさじょうじ きのこエッセイ イッポンシメジ沼へようこそ(前編) Twitter界隈では「イッポンシメジ警察」とか「エントローマ警察」とか呼ばれているが、決してイッポンシメジ属が詳しいわけではない。イッポンシメジが好き💗なだけであり、それゆえについついTwitterに上 […]
2023年1月28日 / 最終更新日時 : 2023年1月28日 いりさじょうじ きのこ研究 君はコテングタケなのか? このキノコの姿を目にした時に「ついに発見した!」と叫んだものである。 傘の色合い、質感、傘と柄のバランス、そして落ちかけたツバの色あいから判断したそのキノコの名は コテングタケ 良く似ていて、この名前から派生したキノコ「 […]
2023年1月17日 / 最終更新日時 : 2023年1月17日 いりさじょうじ きのこエッセイ 溶けるヒトヨタケの話(後編) 溶けないヒトヨタケ 北海道の阿寒湖周辺に行った時の事、苔むした木の少し平らになった部分からヒトヨタケの仲間の一群を見つけました(Fig.9)。 Coprinopsis(ヒメヒトヨタケ属)であろうとは思いますが、種類までは […]
2023年1月16日 / 最終更新日時 : 2023年1月17日 いりさじょうじ きのこエッセイ 溶けるヒトヨタケの話(前編) ヒトヨタケの名前について 「ヒトヨタケは溶けるキノコなんです」と教えてもらったのはキノコの観察会に入って間もなくの頃。説明するために手に持たれたそのキノコの姿を見て、誰もが不思議に思うことある。「これが一夜で溶けてしまう […]
2023年1月9日 / 最終更新日時 : 2023年1月11日 いりさじょうじ きのこエッセイ コウバイタケから見えてくる日本のきのこ分類事情 またかぁ、、と思った。コウバイタケよ、お前もか、とシーザーの様な気持ちになったのは言うまでもない。でもそれはこのキノコに会った時から予想していたもので、さほど驚きを持って迎えたわけではないことだけは言っておく。それが現在 […]
2022年11月30日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 いりさじょうじ きのこ研究 ネズミザラミノシメジを分解する 今年の4月、変なきのこを見つけた。これを見て「あ、アレやな」と分かる人は余程の超越した同定眼の持ち主か、余程の変態かのどちらかだ。 少なくとも僕はどちらでもないので、これを見てもさっぱり何か分からなかった。いや、属どころ […]
2022年11月3日 / 最終更新日時 : 2022年11月4日 いりさじょうじ きのこ研究 コバヤシアセタケを分解する こいつを見つけたときに「あれだな?」と思った。 傘の径は3cmほどで、淡褐色。表面はひび割れた様でもあり、繊維状でもあるような大きな鱗片があり、ちょうどそれが模様の様になっている。質感は弾力があるんだけど、なかなか割れに […]
2022年10月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月9日 いりさじょうじ きのこエッセイ 阿寒湖きのこ紀行 またこの場所を訪れることが出来た。 豊かな水量を集めて悠々と淀みなく流れる川は、太古からのその姿を留め、悠久の時を駆け抜けて来たように見える。川の上に寝そべった大木も、まるでその姿のまま大きく育ってきたかのように景色の一 […]
2022年9月9日 / 最終更新日時 : 2022年9月17日 いりさじょうじ きのこエッセイ 「カエンタケは駆除すべきもの」なのか? どうも「人」といういきものの中には「得体の知れないもの」に対して恐怖の念を抱く人が少なからずいるようだ。 魑魅魍魎なんていう言葉がある。この漢字を「書いてみろ」と言われても全く書ける気がしないが、その字づらだけを見てもど […]
2022年8月28日 / 最終更新日時 : 2022年9月4日 いりさじょうじ きのこ研究 謎テングタケ図鑑 その2(ミドリガンタケを巡る旅) 大阪の公園にはヘビキノコモドキが良く発生する。このキノコも傘だけ見て、ともすれば「ヘビキノコモドキやなぁ」、、と軽くスルーしてしまいそうな、そんな感じではある。しかし注目して欲しいポイントが一つある。 柄の上部に付着して […]