2024年7月15日 / 最終更新日時 : 2024年7月16日 いりさじょうじ きのこ観察記 謎ヌメリガサ図鑑(その1) 今年の7月10日、綺麗なキノコがTwitterにアップされた。冬虫夏草を専門にしているめたこるじぃ氏である。 緑のヌメリガサ科のキノコと言えば思いつくのはワカクサタケ、フカミドリヤマタケ(通称ヒスイガサ)の2種類。 ただ […]
2024年4月7日 / 最終更新日時 : 2024年4月7日 いりさじょうじ きのこ観察記 ハルノウラベニタケを分解する 以前から見たかったきのこにやっと出会うことができた。まだまだ寒さも残る3月上旬。今年は急に暖かくなったり、寒くなったりとかなり天候不順が続いた2月3月であったが、 「こんなに不安定じゃキノコは出る時期が分からないんじゃな […]
2023年12月24日 / 最終更新日時 : 2023年12月26日 いりさじょうじ きのこ観察記 フユヤマタケを分解する 「冬山茸」 なんて魅力的な名前なんだろう。冬に発生するヌメリガサ科、ヌメリガサ属 (Hygrophorus) のキノコ。キノコが発生がすっかり減った時期にやっと出てくる変わり者だが、キノコマニアからすれば実にありがたいキ […]
2023年11月6日 / 最終更新日時 : 2024年1月6日 いりさじょうじ きのこ観察記 葉っぱの上のきのこたち たくさんの雨が降った後、森の中は精気に満ち溢れる。 木々は大地から多くの水分を吸い上げようとし、苔類は全身でその恩恵に歓喜して葉をきらめかし、菌類はここぞとばかりに柄を伸ばし大空に向かって傘を開こうとするのだ。 そんな森 […]
2023年7月1日 / 最終更新日時 : 2023年9月19日 いりさじょうじ きのこ観察記 イボテングタケの「イボ」とは何なのか? NHKの朝ドラ「らんまん」が面白い。主人公、槙野万太郎のモデルは植物学者であり、「日本の植物学の父」とまで言われた牧野富太郎博士。その幼少から大人になっていくまでの物語である。 万太郎は幼少のころから見つけた植物たちにこ […]
2022年8月2日 / 最終更新日時 : 2022年8月2日 いりさじょうじ きのこ観察記 ハナヨメタケを分解する このキノコを「ハナヨメタケ」と教えてもらったのは高橋春樹さんからであった。 何という麗しく、そして初々しい名前なのだろう、、、 この白いいで立ちに白無垢を着た花嫁姿を想像した名づけ親(今井三子博士)の想像力に感心するばか […]
2022年6月9日 / 最終更新日時 : 2022年6月9日 いりさじょうじ きのこ観察記 謎イグチ図鑑 その8 今年はまだあまり菌根菌に出会えていない。関東の方ではすでにヤマドリタケモドキも出ているようだし、タマゴタケも発生したと茨城の人がアップしているのに、だ。 いったいどうなっているのだ。 雨と気温の関係がなんちゃらかんちゃら […]
2022年4月29日 / 最終更新日時 : 2022年4月30日 いりさじょうじ きのこ観察記 越冬きのこ(シロキツネノサカズキモドキ) 「越冬きのこ」と聞いて「ひゅ~るりぃ~♪ひゅるり~らら~♪」と歌いたくなるのは僕だけではあるまい。飛んで飛んで♪の円広志が作曲した「越冬つばめ」は1983年、花の中三トリオの一翼を担った森昌子によって世に放たれた名曲中の […]
2022年3月15日 / 最終更新日時 : 2022年3月15日 いりさじょうじ きのこ観察記 春に発生するハタケシメジは別種なのか? 春まだ浅い4月。まだ肌寒さの残った屋外を歩く。春の好きな子嚢菌たちは、すでにその活動を始めており、ブラック系アミガサタケなどは「もう終盤ですよ」といわんばかりに最盛期に比べてその発生量は少なくなってくる頃。 さて、じゃあ […]
2021年12月21日 / 最終更新日時 : 2021年12月21日 いりさじょうじ きのこ研究 謎イグチ図鑑 その7(謎の白いイグチ) 8月里山の公園を歩いていたら、道の脇から白いきのこが出ていた。 これはもしかしてオシロイシメジ? 近寄って写真を撮るまでは固くそう信じていた。僕が良く行くエリアではオシロイシメジの発見例はなく、図鑑でしか見たことが無いき […]