2021年12月21日 / 最終更新日時 : 2021年12月21日 いりさじょうじ きのこ研究 謎イグチ図鑑 その7(謎の白いイグチ) 8月里山の公園を歩いていたら、道の脇から白いきのこが出ていた。 これはもしかしてオシロイシメジ? 近寄って写真を撮るまでは固くそう信じていた。僕が良く行くエリアではオシロイシメジの発見例はなく、図鑑でしか見たことが無いき […]
2021年11月19日 / 最終更新日時 : 2021年11月20日 いりさじょうじ きのこ研究 苦くないニガクリタケはニガクリタケなのか? 4年前、こんな「ニガクリタケ」を発見した。 傘の径は約2cm。半球形~陣笠形。表面は粘性無く、淡黄色で中央は帯褐色。傘の縁に内被膜の痕跡あり。 柄は約5cmx5mmぐらいで上下同径。表面は傘と同色で内被膜の痕跡が残りやや […]
2021年11月7日 / 最終更新日時 : 2021年11月9日 いりさじょうじ きのこ研究 紫外線による同定は可能なのか?ニガクリタケとクリタケを比較してみる(後編) 最初に断っておくが、クリタケやニガクリタケの同定はとても難しい。「クリタケの仲間かな?」とか「ニガクリタケに一番近いのでは?」という感想は言えるのだが、「クリタケです」とか「ニガクリタケに間違いない」というのは恐らく写真 […]
2021年11月3日 / 最終更新日時 : 2021年11月3日 いりさじょうじ きのこ研究 紫外線による同定は可能なのか?ニガクリタケとクリタケを比較してみる(前編) 先日、Twitterのフォロワーでもあるボーロさんがこんな投稿をされました。 多くの方は「クリタケ」という名前を出されるでしょう。クリタケ、、、今の季節に、材から発生し、傘の径は3cmほど、色がややくすんだ茶色をしていて […]
2021年10月23日 / 最終更新日時 : 2021年10月23日 いりさじょうじ きのこ研究 タマゴタケのダンダラの謎を解く 「タマゴタケの柄はなぜダンダラなのか?」からの続編である。出来うるならばまずそちらを先に読んでいただくと話の流れが分かりやすくなります。 というか、読まんかったらなんのこっちゃわからんよ(笑) ではでは、前回から引き継い […]
2021年10月17日 / 最終更新日時 : 2021年10月17日 いりさじょうじ きのこ研究 タマゴタケの柄はなぜダンダラなのか? タマゴタケの柄はなぜダンダラなのだろうか? この疑問を文字にしたのは2018年8月に書いた「されどタマゴタケ」という記事中であった。 この記事はまず北海道で発見されているダンダラがないタマゴタケからスタートしている。一般 […]
2021年10月14日 / 最終更新日時 : 2021年11月21日 いりさじょうじ きのこ研究 イッポンシメジ図鑑「ワカクサウラベニタケ」 今年の6月の事である。是非ともお会いしたいと熱望していたキノコが向こうから「わたしも貴方にお会いしたかったの、、」と僕の目の前に現れたのだ!! 午前9時、関西では例年より早く梅雨入り宣言されていて、きのこびとたちがざわざ […]
2021年8月5日 / 最終更新日時 : 2021年8月5日 いりさじょうじ きのこ研究 「特別寄稿」栃谷戸公園に発生するきのこ2種-Cortinarius sp.とカキシメジ(広義)- ※この投稿は「東京きのこ同好会」の会報から転載させてもらっております。 ● 摘要2020年11月に八王子市栃谷戸公園に発生した2種のきのこについて記録します。1つめはフウセンタケ属の1種です。このきのこは東京きのこ同好会 […]
2021年7月7日 / 最終更新日時 : 2021年7月7日 いりさじょうじ きのこ研究 ヒトヨタケが溶ける謎を解く ヒトヨタケキノコを愛する人たちの間で最も好かれているキノコの中の一つ、と言っていいだろう。一見、なんの変哲もないキノコ。例えばベニテングタケやタモギタケなどの様に派手派手しい外観でもなく、アミガサタケやスッポンタケみたい […]
2021年3月6日 / 最終更新日時 : 2021年3月6日 いりさじょうじ きのこ研究 ”ブラーズドロップ”で胞子はスペースシャトルよりも凄い加速度で放たれるのか?(後編) ブラー描いたものです(Fig.1)。ステリグマ(小柄)の先に胞子が作られ、飛び立つ寸前にブラーズドロップが出来てきてしばらくするうちに、胞子が射出される様子が克明に描かれていますね。これはツノフノリタケ(Calocera […]