2023年1月28日 / 最終更新日時 : 2023年1月28日 いりさじょうじ きのこ研究 君はコテングタケなのか? このキノコの姿を目にした時に「ついに発見した!」と叫んだものである。 傘の色合い、質感、傘と柄のバランス、そして落ちかけたツバの色あいから判断したそのキノコの名は コテングタケ 良く似ていて、この名前から派生したキノコ「 […]
2022年11月30日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 いりさじょうじ きのこ研究 ネズミザラミノシメジを分解する 今年の4月、変なきのこを見つけた。これを見て「あ、アレやな」と分かる人は余程の超越した同定眼の持ち主か、余程の変態かのどちらかだ。 少なくとも僕はどちらでもないので、これを見てもさっぱり何か分からなかった。いや、属どころ […]
2022年11月3日 / 最終更新日時 : 2022年11月4日 いりさじょうじ きのこ研究 コバヤシアセタケを分解する こいつを見つけたときに「あれだな?」と思った。 傘の径は3cmほどで、淡褐色。表面はひび割れた様でもあり、繊維状でもあるような大きな鱗片があり、ちょうどそれが模様の様になっている。質感は弾力があるんだけど、なかなか割れに […]
2022年8月28日 / 最終更新日時 : 2022年9月4日 いりさじょうじ きのこ研究 謎テングタケ図鑑 その2(ミドリガンタケを巡る旅) 大阪の公園にはヘビキノコモドキが良く発生する。このキノコも傘だけ見て、ともすれば「ヘビキノコモドキやなぁ」、、と軽くスルーしてしまいそうな、そんな感じではある。しかし注目して欲しいポイントが一つある。 柄の上部に付着して […]
2022年7月31日 / 最終更新日時 : 2022年7月31日 いりさじょうじ きのこ研究 謎イグチ図鑑 その9(ウラベニイロガワリ近縁種) 某キノコ談話会主催の観察会後、一人で観察会が行われていた公園のぐるりを回っていた。その公園は集合時間までに戻ってくるには広すぎる公園なので、おのずと多くのエリアが観察会に参加する人たちにとっては未踏襲エリアとなっている。 […]
2022年7月23日 / 最終更新日時 : 2022年7月23日 いりさじょうじ きのこ研究 ナガエノチャワンタケか?それともクラガタノボリリュウなのか?はたまたナガエノケノボリリュウ? 事の発端はこうである。2020年11月、Twitterでもりうぴさんがナガエノチャワンタケ(らしき)の写真をアップした際に、役に立たないきのこ氏と僕が「ものいい」を付けたことから始まった。そのキノコは果たして「ナガエノチ […]
2022年6月25日 / 最終更新日時 : 2022年10月23日 いりさじょうじ きのこ研究 謎のきのこ、ヒメコンイロイッポンシメジの正体を探る はじめに 以前から疑問に思っていたヒメコンイロイッポンシメジ。ネット上に本種としてアップされているものはどうも疑わしく、「ドキッときのこ」または「きのこ雑記」にアップされているものが一番近いのではないか?と思って覗いては […]
2022年6月2日 / 最終更新日時 : 2022年6月8日 いりさじょうじ きのこ研究 最近見たナラタケの仲間を分類してみる 本郷さんとナラタケ 「原色日本新菌類図鑑」(保育社、1987年発行)のナラタケのページをご覧になったことがあるだろうか?そこには「ナラタケ」という和名と「Armillariella mellea (V ahl:Fr) K […]
2022年2月13日 / 最終更新日時 : 2022年2月13日 いりさじょうじ きのこ研究 ハンノキクズチャワンタケを分解する ヤシャブシという木をご存じだろうか?漢字で書くと「夜叉五倍子」。え?調べてビックリする。ヤシャは「夜叉」だよね?シは「子」だよね?じゃあブは「五倍」ってことなのか?? 調べてみると「五倍子」というのはヌルデの虫こぶのこと […]
2022年2月5日 / 最終更新日時 : 2022年2月5日 いりさじょうじ きのこ研究 オダワラノボリリュウタケを分解する 去年の11月のことである。東京に在住のM橋さんからTwitterのメッセンジャーであるキノコの胞子を見て欲しい、という内容のメッセージが届いた。そのキノコはまだ正式に記載されているわけではなく、未だ仮称が付けられただけの […]