巨大きのこ『ニオウシメジ』を食べる!火を使わないチーズ蒸しレシピ
ニオウシメジ(仁王しめじ)というきのこをご存知ですか?
夏~秋に生える特大サイズのきのこで、天然物は時に1株1m以上、重さは数十kgにもなることもあります。
先日、そのニオウシメジが通販で販売されていたので、さっそく購入して食べてみました!
という事で今回は、ニオウシメジの美味しいレシピと、味のレビューを紹介いたします。
ニオウシメジとは
ニオウシメジは、夏~秋にかけて草地や畑などに発生する特大サイズのきのこです。
スーパーで売られているブナシメジとは比べ物にならないくらいの巨大さで、天然物は時に1株1m以上、重さは数十kgにもなる事もあります。
その大きさのインパクトから、発見されると新聞などで取り上げられることも少なくありません。
そんなニオウシメジですが、実は食べられるきのこで、味や食感の良さからきのこ好き達の間では非常に人気があります。
名前の由来は、もちろん『仁王様』のように大きく育つことから。
ニオウシメジは通販で買える【夏季限定】
ニオウシメジは実は日本国内で栽培されています。
生産者は茨城県にある『七会きのこセンター』さん。
ハナビラタケやタモギタケなどの珍しいきのこを生産している会社で、ニオウシメジの完全室内栽培も成功させました。
ニオウシメジが発生する夏季限定で、七会きのこセンターさんの公式ホームページや併設の販売所、近隣の道の駅などで購入することが出来ます。
ただ、生産量は多くなくすぐに売り切れる可能性があるので、気になる方は同社ホームページやTwitterアカウントなどをチェックしておくと良いでしょう。
露木は、七会きのこセンターの渡辺さんのTwitterアカウントをフォローしているので、今年も無事にニオウシメジを購入できました。
【レシピ】ニオウシメジのチーズ蒸し
今回はちょっと変わったレシピで食べたいなと思ったので、ニオウシメジの蒸し料理に挑戦!
美味しく出来たのでレシピを紹介いたします。
火を使わずに電子レンジだけで出来るので、夏の暑い日でも作りやすいです。
《作り方を動画で見る》
《材料》(2人前)
- ニオウシメジ・・・・200g
- とろけるチーズ・・・100g
- ポン酢・・・・・・・適量
《作り方》
- ニオウシメジを食べやすいサイズにカットする。
- ニオウシメジをタジン鍋に入れ電子レンジ(600w)で3分加熱する。
- とろけるチーズを振りかけ電子レンジ(600w)で2分加熱する。
- チーズが程よく溶けたらポン酢を添えて、またはチーズの上からかけて出来上がり。
- ポイント:きのこは加熱するとカサが減るので、モリモリ盛って大丈夫です。
ニオウシメジは旨味と歯ごたえがあって美味!
ニオウシメジのチーズ蒸し、さっそくポン酢につけていただきます。
カサ・軸ともシャクシャクした歯ごたえで、チーズの裏側からニオウシメジの強い旨味が感じられます。
軸部はカサよりも歯ざわりが強いです。
一方、旨味はカサの方が濃い感じ。
ニオウシメジの旨味は、チーズとポン酢の酸味によく合います。
これは美味い!
尚、残ったニオウシメジはブナシメジと一緒に炊き込みご飯にしました。
こちらもニオウシメジの歯ざわりが良くて、とても美味しかったです。
ニオウシメジを食べる!のまとめ
- ニオウシメジは特大サイズのきのこ
- 茨城県の七会きのこセンターさんが栽培していて夏季限定で購入できる
- ニオウシメジは旨味と歯ごたえが良く、とっても美味しい!
ちなみに、ニオウシメジが届いたのがちょうどお盆の準備をする日だったので『きのこの精霊馬』を作ってみました。
少し頼りなくて乗り心地は良くないかもしれませんが、なかなか可愛いです。
《執筆者情報》
露木 啓(つゆきのこ)
”キノコ”といったら露木までっ!
もともときのこ問屋の営業マンでしたが退職し、今はIT業界に勤めています。
ただ、それでサヨナラは寂しいので、キノコの記事を書いたり、YouTubeなどで情報発信することにしました。
きのこの歌も歌います♪
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