「カエンタケは駆除すべきもの」なのか?

写真提供:役に立たないきのこ氏

どうも「人」といういきものの中には「得体の知れないもの」に対して恐怖の念を抱く人が少なからずいるようだ。

魑魅魍魎なんていう言葉がある。
この漢字を「書いてみろ」と言われても全く書ける気がしないが、その字づらだけを見てもどこかしら身の毛のよだつようなうすら寒い印象を受けるのは僕だけではあるまい。「得体の知れないもの」というのはまさにそんな「身の毛のよだつ」ような恐怖心を想起されるものなのである。

関西ではもう5~6年前からメジャーになってきたキノコがある。
しかし関東ではその姿は全くと言っていいほど見ることが出来なかった。キノコ図鑑で有名なカメラマンがわざわざ関東からその発生情報を聞きつけて兵庫までCaravanに乗ってやって来た、、という話はそのキノコの「珍しさ」を語るには十分であろう。

わざわざ来るほどのモノなんや、、、

そう、たかがキノコの為に関東から車に乗って駆け付けるというのは一般の人から取ってみれば極めてナンセンスな行動である。
しかし図鑑の中でそのキノコの写真だけが抜けているとしたらどうでしょう?そのピースを埋めたい、埋めなければならない、というのはプロとして当然の行為なのですよね。

そんな希少だったキノコが今では関東で当たり前の様に見れるようになったのです。

真っ赤に燃え上がるような炎を想起させる様なそんなキノコ。
その名もカエンタケ。
キノコをやるまでは全く知らなかったその名前だが、今では漢字でも書けちゃいますよ(当たり前か w)。

そのカエンタケがナラ枯れと共に関東一円を席巻しているというのです。
ニュースバリューとしてはこれ以上のものは無いぐらい「得体の知れないもの」感で満ち溢れているカエンタケ。
もう日本の庶民たちを震え上がらせ、恐怖を植え付けるにはピッタリのキャラクターなのである。

カエンタケを取り巻く環境

写真提供:ボーロ氏

カエンタケというのはどういうキノコなのだろうか?
本種はナラ枯れしている樹木の周りで発生する、と言うことが言われている。
「ナラ枯れ」とは、ブナ科の樹木がカシノナガキクイムシという甲虫に侵入される事によって枯れてしまうという現象。これは現在関東一円で瞬く間に広がってきているのだが、このナラ枯れと軌を一にしてカエンタケも至ることろで発見されるようになったのである。

でも本当にナラ枯れと関係しているのか?

少なくとも僕の経験ではナラ枯れしていないところからも何回か見たことがあるので、ちまたで言われている

「ナラ菌を好んで栄養としている」

なんていう話は眉唾ものだと思っている。
遺伝2018年9月号の橋本貴美子さん(東京農業大学教授)の記事の中で

「木の腐った部分に発生するカビを食べている」

という記述があります。
ですので、ナラ菌を食料としているのではない、というのが分かります。

しかしカエンタケは何故こんなに発生するようになったのであろうか?という疑問には、枯れた木が増加する(ナラ枯れに限らず)ことに伴ってその勢力を拡大していってる、のは間違いなさそうです。やはりナラ枯れの加速的な広がりがカエンタケの発生を促しているということで良いかと思います。

そもそも「キノコ」というものは枯れた木を分解していく役目を担っています。
分解された木は土に還っていき、土壌の中で生活する生き物たちの生命を育み、次の世代に活躍すべき植物などを生み出す原動力となっていくのです。つまりキノコと言うのは森の中のお掃除屋さんという一つの側面を持っている。

また、別の種類のキノコは森の中の植物たちと栄養や水分などの交換を行ったりしています。

菌根菌と呼ばれるキノコたち。
彼らは樹木の根っこの部分を通して、根っこだけでは届かないところまで菌糸を伸ばしていき、水分やミネラルをせっせと樹木に供給したりしています。その代わりに樹木の根っこを通して、光合成などで得られた糖分などを受け取って自分たちの栄養源としているのですね。

一言でいうと「キノコという生き物が森を作っている」と言っても過言ではないのです。

キノコがいなければ枯れた樹木の分解速度は遥かに遅くなり、水分やミネラルを十分に得ることが出来なくなった樹木たちは今よりも遥かに狭い領域でしか生きられず、遥かに小さな個体となっていくことでしょう。
またその樹木から何かの糧を得ている動物たちや昆虫たちも現在の生活を保つことが出来ないものが多く出現し、次の世代へバトンを渡すことも出来ず、個体数を減らし、絶滅するものも現れ、今とは大きく生態系が変わってしまうことでしょう。

キノコと言うのはそんな生き物たちの生活環の重要な一部を占めているのです。

そしてこのカエンタケも例外ではありません。
あんな派手なフォルムをしていても、食べたら致死量に達する毒を持っていても、彼らは地球に住む生き物たちのライフサイクルの中で重要なポストを占めているのです。

カエンタケの毒性にについて

個性豊かなカエンタケのバリエーションを並べてみた。
こうやって並べるとかなり異様な形相をしておりますね(笑)

最近のニュースなどでは「中毒症状のデパート」なんて呼び名まで付けられておりますなぁ、、まぁ仕方ありませんが。
僕が初心者の頃(もう10年以上前)、キノコの観察会に参加したら

「毒キノコでも触っても問題ありませ~ん!」

と良く言われたものですが、
何年か経ってカエンタケが一般的になってからは

「カエンタケだけは手で触らないでください、手がかぶれますので!」

と言われるようになった。
ただし、知り合いの菌友たちがカエンタケを手で触ったのだがかぶれた人は誰もいない。
これは真実。
真実なのだけど、それをもって「カエンタケを手で触ってもかぶれる人はいない」とは言いません。
しかし、脅しの様に「カエンタケを手で触ったらかぶれる!!」という煽りには少なからず反発心を覚えるんですよね。

そこで正確なカエンタケの毒性をまとめてみましょう。

その前に、丁度この間、毒性をまとめたサイトが更新され、以前のきのこびとの記事も引用されているので興味のある人はちゃんと読んでみて欲しい。

【猛毒】カエンタケの毒成分・中毒症状・対処法など
https://coruthi.hatenablog.com/entry/2014/10/17/165020

また毒性分に関してはWikipediaが詳しい。

「カエンタケ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B1

この中からポイントを抜粋させてもらいます。
まずは摂食した場合。

  1. 致死量はわずか3g程度
  2. 日本では10名の食中毒患者が発生し、うち2名が死亡
  3. 摂取後10分前後の短時間で症状が現れる
  4. 初期には消化器系の症状が強く、腹痛、嘔吐、水様性下痢を呈する
  5. その後、頭痛、めまいや手足のしびれ
  6. 呼吸困難、言語障害、白血球と血小板の減少および造血機能障害
  7. 全身の皮膚のびらん、肝不全や腎不全、呼吸器不全、胸痛

まさに中毒症状のデパートと言われても仕方がないですな(苦笑)。

ただしこれは摂食した場合。
多くの人は本種のフォルムを見てなかなか「美味しそう」と思う人はいないだろう。

そもそも、、

普通の人ならそこいらに生えているキノコを美味しそうと思う人はどれぐらいいるのでしょう?同級生の多くは「野生のキノコを食べるのは怖い」という人がほとんどなのですよね。
食中毒した人たちの例でも多くは誤食で、ちょっとキノコの事を知っている人が別の食べられるキノコと間違えて食べてしまったということ。なので多くの一般人に対して「食べてはいけない」というキーワードはあまり「衝撃的」ではないと考えています。

それよりも一般人に戦慄を与えるパワーワードがこれ。

「カエンタケは触っただけでもかぶれる」

最近カエンタケのニュースがやたら増えていて視聴者たちの耳目を釘付けにしているのだが、面白いことにカエンタケ自身のおどろおどろしい写真は紹介されるものの、カエンタケを触ってかぶれた写真などは一切テレビには出てこない。

何故か?

恐らくほとんどの人はカエンタケを手で持っただけではかぶれることはないし、そんな写真もないからである。
『注意』カエンタケでかぶれたという画像がネット上に転がっているが、あれば水虫の写真である(笑)。

ではカエンタケを触るという観点でポイントを押さえてみる

  1. 多くの人はカエンタケを手で触るだけではかぶれはしない
  2. 知る限り2名の人が痒くなるという症状が起きた
  3. カエンタケの汁を手にこすりつけたがかぶれはしなかった(3名)
  4. カエンタケを切断し手の甲に長時間貼ったがかぶれは無かった(1名)
  5. ただ貼った跡に日光を当てると赤くなる
  6. カエンタケにはトリコテセン系の毒(サトラトキシンH類)が含まれている
  7. サトラトキシンH類は皮膚に対して強い刺激性がある
  8. トリコテセン類は皮膚及び粘膜などからの経皮浸潤によって体内に取り込まれる

これが僕の現在知りうる最新の事実である。
ここには何の推測も入れていないので、これに対してどうこう言われる筋合いはない。

【追記】
Twitterでフォローさせてもらっているガガンボさんがカエンタケの炎症実験をされました。
ここで新たな知見が得られましたので、紹介させてもらいます。

「その21:カエンタケの毒性と駆除の是非について」
http://kinokoyatouhou.blog.fc2.com/blog-entry-24.html

この記事の中では以下の様な条件で1時間パッチテストが行われました。
※その他、細かい実験の条件などがありますので、記事を参照してください。

a.カエンタケの外皮を接触
b.カエンタケの断面を接触
c.水で湿らせた断面を接触
d.無水アルコールに浸した断面を接触
e.無水アルコールを湿らせた脱脂綿を接触

それぞれ腕の内側と手の甲に貼り付けてテストが行われました。

結果は、、、
当日:何も起こらなかった
翌日:何も起こらなかった(やや白っぽい)
翌々日:実験を行った箇所が全て赤く炎症(外で仕事して体温が上がり、汗もかいた)

一週間後赤みは無くなる、ただし色素沈着した様な跡が残る

簡単に結果だけ書いてみました。
ここから察するに、カエンタケの外皮だけでも炎症を起こす物質が含まれており、何らかの化学反応で皮膚に炎症を起こす。
というのが分かりました。

http://kinokoyatouhou.blog.fc2.com/blog-entry-24.html

さて、ここから少し推測と僕なりの考えを述べておく。

カエンタケを手でそっと触るぐらいではほとんどの人がかぶれるなどの症状は起きないであろう。しかし、カエンタケなどを折ってその汁を手に付ける、またはその手を洗わないまま口に運ぶ、目をこするなどをするのは流石にアウト。
トリコテセン類は脂溶性であるため皮膚から浸透していき、体内に対してどんな悪影響があるか分からないからである。

なので過度に恐れる必要は何もないが、わざわざ触るのはやめておいた方がいい

というのが僕の結論である。
ただ、「触るとかぶれる!」と言って煽って、駆除することが正義だと言わんばかりのマスコミなどには抵抗を覚える。
これはキノコクラスターだけでなく、恐らく自然を大切に思っている人すべてにおいて同じ考えではないだろうか?

カエンタケは駆除すべき生き物なのか?

写真提供:トミー氏

最近Twitter上では一気にカエンタケに関する投稿が増えた。
またこの間キノコ散策をしていてフクロツルタケの写真を撮っていた時の事。
鳥の写真をとっているおっちゃん二人に声をかけられた。

おじ1:兄ちゃん、このキノコ食べられんの?
僕:いえいえ、これ猛毒ですわ。
おじ1:へぇ、、でも最近もっと怖いキノコあるみたいやな
僕:あ、あぁ、、そうですね
おじ1:カエンタケ言うてな、手で触っても死ぬらしいわ
おじ2:ほんまか、、そんなキノコあるんかいなぁ、、

いつの間にか「手で触ったらかぶれる」が「手で触ったら死ぬ」に変化しているではないか (おいおい w)

恐らくこのおじさん達がカエンタケの存在を知ったのとか、Twitterでの「カエンタケ投稿」が増えたのはこのニュースを視たからなのだと思われる。

「“中毒症状のデパート”猛毒キノコ「カエンタケ」 公園で続々発見…触れただけで炎症」(テレ朝ニュース)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000265281.html

また煽りが酷い番組である。
この中で一番疑問なのがこの記事の中にある相模原市の公園の対応。

記事の一部を引用します。

公園職員が行うカエンタケの除去作業に同行しました。
ここでは、1カ所に3本のカエンタケがありました。どれも小さく、土からわずかに顔を出す程度。通り掛かった散歩客も思わず…。
散歩していた男性:「ずいぶん小さいなって。これじゃ、触っちゃいます」
誰かが間違えて触ってしまう前に、直ちに除去作業開始。
長いトングで先端をつまみ上げ、そのまま袋の中へ入れます。
カエンタケを除去しても、木の根元などに菌が残っているため、その周りもガスバーナーで3分間焼き続けます。
相模原北公園では、先月来園客の通報で、初めてカエンタケを確認。そこから1カ月で発見が相次ぎ、除去した場所は19カ所に上っています。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000265281.html

先に擁護しておきますが、記事中に出て来る「カエンタケを除去」という行為はこの公園だけで行われているのではありません。
多くの自治体から「カエンタケは除去すべし」というお達しが出ており、見つけたらすぐに保健所に連絡することになっていたり、多くの自然公園では管理者たちが目を光らせてカエンタケを見つけたら速やかに除去しているのですね。

これに対してまずは異を唱えておきたい。

「そこまでしなくても良いのではないか?」

自治体や公園の言い分はわかる。

「危ないものは、何か事故が起こる前に取り除いておくのが賢明である」

ふむふむ。
何か事故があってからじゃ対応が面倒、または責任が問われかねない、ということですよね。

ではここで一つ質問させてもらいます。

自然公園などでは「ここにマムシがいます」という看板を時々見かける。
これはマムシの住処を人間に教えていると共にマムシの生活を保護している、という事に繋がわけですが、、

質問1.そんなマムシの様な人を襲ってくる生き物を駆除しないのは何故なのですか?

もう一つ質問を用意してあります。

同じく自然公園の中でクヌギなどの樹木から樹液が出ている場所に「スズメバチに気を付けてください」という札が下がっているのもよくあります。
スズメバチはこの間も六甲山系で人が襲われて10人以上の人が刺されたのですが、スズメバチが襲ってくるのは恐らく巣に誰かが近づいたとか、触れてしまったとかそんな事だったのだろうと想像していますが、、、

質問2.そんな恐ろしいスズメバチを根絶やしにしないのは何故なのでしょう?

スズメバチ注意の看板

自治体でカエンタケの駆除を指示している人はきっとこの問いには答えられないでしょうね、、だってカエンタケの駆除とマムシの保護はまったく矛盾する事だと思うのです。

でもこれらの問いに対する答えは簡単です。

答え:我々がマムシやスズメバチ、その他危険な生き物たちと共存する道を選んだ

からですね。
マムシやスズメバチが怖いというのは良く知られている話。
でも、どこでそれを知ったのか?
学校で教えられたのか、親に教えてもらったのか、友達から教えてもらったのか、いずれにせよ「誰かから教えてもらう」という事により、我々はそれらが人間に対してどういう行為に及ぶかを「知識」として得るのである。

またそれは写真や映像だけではなく、動くマムシ、動くスズメバチがいることでよりリアルな体験を持ってそれを理解することが出来るようになっていくことでしょう。
スズメバチは確かに人を襲うのであるが、樹液に寄ってきているだけのスズメバチがいきなり人を襲うわけではないし、日向ぼっこをしているマムシが、通りがかった人を見つけて次々を噛みまくる、、なんてこともない。

確かにスズメバチは人を刺すかも知れないが、それは限定的である。

そういう知見はリアルな「経験」として得ることが多い知見である。
「知識」「経験」を得る事、これは大人になるための重要なステップではないでしょうか?

スズメバチは恐れなければならないが、こちらが彼らの邪魔をしない限り普通は襲ってこないということ。

大人は子供に対してこんな風に言う

「勉強しなさい」
「勉強をしないと偉い人になれないよ」

なんてね。
しかし、その勉強しなさいと言ってる大人が、カエンタケを駆除することによって、自分達の手で子供が学習する機会を奪っていることに気づいていないという残念さ。
その事実をしっかりと大人たちは受け止める必要があるのではないでしょうか?

カエンタケとの共存を目指すには

写真提供:役に立たないきのこ氏

テレビでは「中毒症状のデパート」とまで言われてしまったカエンタケ。
少なくとも一般人にはカエンタケに対する恐怖感だけが植え付けられてしまっています。

カエンタケがどうして発生するのか?カエンタケが何故こんなに増えたのか?カエンタケはいったいどこから生まれたのか?

自分の子供にはこんな疑問を持って欲しいし、これをちゃんと答えられる大人でもありたい。
しかしだ。

そんな疑問を抱く前に彼らはさっさと「除去」という憂き目にあっているのですよね。

ただし、土から出てきているカエンタケを除去しただけでは、またぞろどこからか発生するし、バーナーで焼いたところで菌糸はしたたかに生きているので、同じ場所から何度でも生えてくる。つまりそんな幼稚な行為は一般人に対する「やってるアピール」でしかない。
まぁそんなパフォーマンスで「あぁ、頑張ってくれてるんだ~」と拍手喝采する人たちも少なくないでしょうから、この「やってるアピール」の効果は少しはあるかもしれない、、自治体的には。

しかし、そんなことで良いわけはない。

人間にとって都合の悪い生き物は排除していき、逆に都合のいいものを外部から受け入れてくる、、、という行為を行っていくとどうなるのか?生態系がガタガタに崩れていき、豊かな多様性が破壊され、多くの種が絶滅の危機に瀕することになる。

今まで日本人が行ってきた失敗・失政をここでも繰り返すのだろうか?

ではどうすればいいのか?
ここで僕なりの「案」を述べてみる。

スローガンはこうだ。

「カエンタケをきっかけにキノコとは何か?を知ってもらう」

ここまで注目を集めているカエンタケ、この「注目」をみすみす見逃す手はないんじゃないか、と考えている。
この知名度を利用して改めて「キノコとは何ぞや」を知ってもらえるいい機会にしてはどうか、と思っているのだがいかがだろうか?

NHKさん、特集組んでくれないかなぁ、、、タイトルは「カエンタケから見た世界」(笑)

そもそもキノコの事を小学校や中学校で学ぶ機会など無いと聞いている。
最初に書いたがキノコは「森の掃除屋さん」という側面と「樹木と共生し木を育てる」という側面を持っている(大雑把に言って)。
いわば森自体をキノコが作っている、と言っても過言ではない。
そんな大切な役割を担っているキノコの事を学校の授業で習わない、というのはあまりにも理不尽。

なので、せめて自然公園などではキノコについて学習できる場を設けて欲しいのです。

そこで「生きた教科書」としてカエンタケをそのままの状態で置いておく、というのはいかがでしょう。

そのためにこの様なポスターを作り看板として立ててみる、という事を提案したい。

イラスト:すがさん 写真提供:役に立たないきのこ氏

いかがでしょう?
再三繰り返しますが、カエンタケは見ているだけでは襲ってはきません。
間違えて食べたら、、、という人がいますが、間違えて食べたらダメなものなど自然公園にはゴロゴロ転がっているし、間違って食べないように見ていてあげるのは親の責任です。そして子供たちにこれらの事をしっかり教えてあげるのは大人の責任だと考えています。

ですので、子供たちの経験的としての学習機会を奪うのは本当にやめていただきたいのです。

『追記』
以下に上記ポスター用PDFを作成しました。
ご自由にダウンロードしてお使いください。
https://kinokobito.com/wp-content/uploads/2022/09/PDF作成用ポスター-1.pdf

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「カエンタケは駆除すべきもの」なのか?” に対して3件のコメントがあります。

  1. wilson より:

    実際「毒きのこを森から全て除去」っての実行するとしたらどうなるんでしょう。
    なかなか困難だと思いますが、やはり森林全部焼却するくらい必要になるんでしょうか。

    1. いりさじょうじ より:

      そうですね、「毒キノコ」というと無数にありますし、本体は菌糸なので土の中を丸ごと掘り返さないと無理ですね。
      まぁ記事でも書きましたが、キノコがいないと森が持たないですから、全て除去というのはありえませんよね。

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