「きのこ」の判断は難しい…

さて、今日はきのこ探しの日だ!

 

照葉樹林の中を歩き、きのこを探す。するとたくさんのきのこたちが姿を見せてくれました。

「これは、カワラタケ、これはフウセンタケの仲間。向こうのはベニタケの仲間かぁ。」

「あっ!あっちにアラゲキクラゲがある。その下には…キクバナイグチの仲間か…」

ちょっと呪文のようですが、これは私のきのこ探しの様子です(笑)

きのこ探しをするとき、場所によってはたくさんの種類のきのこが出現します。

ただ、そのきのこたちの名前が全て分かるわけではありません。きのこ関係の方は気づきだろうが、最近の研究できのこは多くの「科」に分かれています。もともとシイタケはキシメジ科でしたがツキヨタケ科(異説あり)に変わったり、オニフスベというまん丸のきのこは姿形が全く違うハラタケ科(マッシュルームの仲間)に分類されたりしています。

きのこ仲間の間では、

「こりゃまた覚え直さないかんね〜」

と笑いながら話しをしてました。

観察会でも、「仲間」「近縁種」とつくものがたくさんでてきてとても悩みます。その度に図鑑とにらめっこし、比較をし、匂ってみたり味を確かめたり、みんなで議論したりしています。「きのこ」の名前がハッキリとわからなくても、そんな中で追求することこそ、きのこを知る上では大切なことなのではないかと思っています。そこから新たな発見がみつかるかもしれません。。。

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