フクオカきのこ大祭に行ってきた その4
一口にきのこグッズと言ってもほんとにさまざまで、しかも作者それぞれの思いや、工夫があちらこちらに散りばめられていて、ただぼーっと見ている僕らからは想像のつかないような苦労がそこにはあるんだろうと思う。
栃木の作家さんと話をしたときも、これはあぁして、こうして、これこれこういう段階を経て今目の前にあるこれが出来るんですよ、とトクトクと教えてくれたのを思い出すのでありました、、、。
そんな話を思い出しながら、この「キノコの箸置き」と書かれた作品を見ると、これはどういった素材を使って、何で形を整形し、傘の穴はどうやって開けるのとか、色はどんなものを使って色付けするのか、、、なんて想像していたら頭がクラクラしてきた(笑)。
こちらは大久保さん(morino-zakka)のきのこ寄せ植えと同じ様な感じで、小さな陶器で出来た容器に、苔(本物かな?)を敷き詰めてその上にキノコのピックを植えたもの。苔の質感や、キノコの色合いなんかとっても綺麗でキノコ好きでなくても部屋のインテリアとしてはとってもいいかもしれないですね。
こちらは不思議の国のアリスの世界で統一されてますね~すごい!!(@_@;)
作家さんの思いや「好き度」がとってもよく伝わってくる作品ですよね
ではここからちょっと写真だけで紹介させてもらいます。
これ確か被ってる人いたよねぇ、、誰だったかな?
なめじろうが舞台に登場すると売れ行きが上がるそうな・・・(笑)
やはりこれもタマゴタケの幼菌が優勢ですよね、、、
オオサカきのこ大祭にも出店してくれるらしいnoccoさんのブース。
この左側にある「きのこがま口」がとっても人気らしい。
さてきのこパンである。
このきのこ大祭に来る人達の目的はキノコグッズであったり、生きのこ販売であったり、はたまたキノコ釣りなどのイベントであったりする。
来場した人の中で「きのこパン」を主目的に来た人はあまり多いわけではないと思うのだが、しかし、、、
きのこパンの売上を聞いてぶったまげた。
というより仕入れの個数を聞いて、その個数の多さにう~んと唸ってしまった。
きのこ大祭に来る人は圧倒的に午前中に来る人の方が多い。自分の欲しいグッズや品物が早く行かないと誰かに買われてしまうからだ。
そしてその人達は買った後に何かを食べたくなる(笑)
そう、それにもっとも適しているのがパンなのだ。
しかもここに並んでいる商品は有名店から仕入れたものなどもあり、それぞれがキノコに関連するように(中身や形)コラボして作られているのです。
そりゃ「きのこ好き」にとっては食べないわけにはいきませんよね。
そうして、パンたちはあっという間に買われていくらしいのです、、、(@_@;)
きのこ大祭が終わった後、後夜祭があり、後夜祭が終わってからオオサカきのこ大祭の打ち合わせをすべく大久保さんと、お母さんと、そしてフクオカきのこ大祭でパンの仕入れ・販売を担当していたSさんと4人で立ち飲み屋に行った(何で立ち飲み屋なんやねん、っていうツッコミは無しね www)。
そこで4店舗から仕入れていることや、仕入先のノウハウ、仕入れ方法のノウハウ、売り方のノウハウを細かく伝授してもらい、頭がクラクラしてきた。
オレたちにそんなことが果たして出来るのだろうか、、、
そうこうしているうちに博多の夜は深夜へと繋がり、街ももうすぐおやすみの時間へと時を進めようとしている。
しかしだ、後夜祭では美味しいものがたくさん出てきてお腹いっぱいで出てきたのに、その立ち飲み屋でもカレーの缶詰を注文してパンに付けてムシャムシャ食ってる人がいた。
「誰も食べへんのん?じゃあ私が食べるわぁ、、」
なんて言いながら、、。
一言だけ最後に言わせてもらおう、、
僕たちは「食べない」のではない、「食べられない」のである(笑)