日本菌学会大会2018に参加して

やっぴー!うれぴー!よろぴくねー! (って、だれぢゃい!!!)

今回は信州大学農学部で開催された日本菌学会大会に参加したので、その模様をレポートしまーす!

 

日本菌学会は日本中の菌類(きのこやカビなど)や偽菌類(粘菌など)を研究している人たちが所属する学会で、大学や研究機関の人から学生まで、いろんな人たちが会員になってます。

毎年、5月下旬くらいに大会を開催していて、毎年各地の大学などを会場にしています。

今年は5月25日(金)から27日(日)にかけて長野県の信州大学農学部で開催されました。

菌学会での発表には二通りあって、ひとつは発表者がしゃべる口頭発表。

そしてもうひとつが発表内容をまとめたポスターを貼りだしてみんなに見てもらうポスター発表です。

ポスター発表といっても単にポスターを貼りっぱなしにするのではなく、コアタイムといって、発表者が自分のポスターの前で来場者に直接説明したり質問に答えるという時間が設けられています。

菌学会には各分野のすごい先生たちも参加していて、そういう人たちにお話しすることが出来るというのが一番のすごいところです!

どの先生もすごく気さくに話してくださり、とても勉強になります。

先生だけでなく、それぞれいろいろな分野で活躍されるいろんな人とお知り合いになれるのがとっても魅力的!

わたしなんて名刺なんて必要ない~なんて用意していなかったんだけど、それでも必要になる!と作ってもらったんだけど、めちゃくちゃ配りまくりました!
どんな人でも、名刺は作って持っていったほうがいいです。

菌学会というと、大学のえらい先生たちばかりの団体というイメージを抱きがちですが、実際にはアマチュア団体で活動するきのこ愛好家や、きのこカルチャーで活躍するクリエイターのような方もたくさん入会しています。

 

今回も参加されていたきのこライターの堀博美さんや、地元からお子様連れで参加されたとよ田キノ子さんとはじめてお目にかかれてよかったです!

「菌太郎ちゃん(仮称)」もきのこ柄の服がかわいくてとっても愛らしかったです。

会場の一角では全国のアマチュア団体のコーナーがあって、北は北海道から南は九州まで、こんなにきのこ団体があるんだなって思いました!

大会初日の25日は役員による会合なので、実際に一般の会員が参加するのは26日からです。

26日は朝から会員説明(評議員による総会で決定された内容を説明する)と、各種受賞者の表彰。

そこで私の恩師、鈴木彰先生が名誉会員になりました!おめでとうございます!

さらに、奨励賞を受賞した千葉科学大学の糟谷大河先生によるヒメツチグリ属を中心とした海浜性きのこについての講演が行われました。

最近の学会では高校生も発表に参加していて、高校生によるポスター発表会場も設けられ、そこで生徒が説明するコアタイムが実施されました。こうして参加した生徒さんが将来の菌学者になってくれたらいいな!

高校生ポスターの会場では、佐野書店さんが内外の菌類書籍やグッズを展示販売していました。みんな素敵なグッズで目移りする〜

 

午後からは日韓合同シンポジウムが開催されていたのだけど、発表が英語で行われたので、
私はポスター会場を見学したり、休憩室でおしゃべりしてました(笑)

初日の内容が終わったら、夕方からは会場を移して懇親会が開催されます。

豪華な食事を楽しみながら、いろんな参加者と交流できるとても楽しい場です。

いつも開催地の市長さんとか大学の学長さんとかがゲストになって鏡開きをしたり、こんなときにしか見られない楽しい催しがあったはずです・・・

なぜか私の記憶は初日の途中から途切れているのですが、ここから先はみなさんのご想像におまかせします。
どひー、嵐のような発表が行われたと思いねー!

はじめての参加でしたが、とっても楽しく充実した大会でした!

来年の大会は同じくらいの時期に秋田で開催されるそうなので、お近くの方は参加してみてください。
会員でなくても参加費を払えば誰でも参加できますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

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日本菌学会大会2018に参加して” に対して1件のコメントがあります。

  1. 高山正久 より:

    キノコを勉強しようかなと、考えている60歳の「おっさん」です。
    興味深く読まさせていただきました。ありがとうございます。
    私には、英語ができないので、無理かもね。
    高山正久

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