『キノコの効用』

『キノコの効用』 鈴木高之

『元薬事監視員の著者が、医学・薬学・栄養学・農芸化学の学会誌などに発表されたキノコの効用をわかりやすくまとめ、解説しました』
という帯の文句、そのまんまの内容。恨みがましく言わせてもらえば、まとめただけで解説してないような気もするけど。

以下引用

≪エノキタケの熱水抽出物は、動物実験やヒト臨床試験(経口投与)で抗腫瘍作用が認められている。
ちなみに、長野県内のエノキタケ生産農家を対象に疫学調査を実施した結果、エノキタケの日常的な摂取により癌死亡率が低下することが明らかになった。
また、エノキタケ粉末配合飼料によりラット群を4週間飼育した実験では、対象群に比べて血漿コレステロール値が著しく低下したそうである。≫

で、関係する論文のサマリーみたいなのがつらつらと続く。

ていうかゴメン。これ要らんわ。

科学的根拠のない情報は載せない!という堅さが身上。研究者か、キノコ業者、健康食品系企業の人なら使えるかも。でもせめてもーちょっと噛み砕いてよ。

掲載キノコ20種:アガリクス、エノキタケ、エリンギ、キクラゲ、クロアワビタケ、シイタケ、シロキクラゲ、タモギタケ、チャーガ、冬虫夏草、ナメコ、ハタケシメジ、ハナビラタケ、ヒラタケ、ブナシメジ、マイタケ、マッシュルーム、マンネンタケ、メシマコブ、ヤマブシタケ

「月刊きのこ人」(こじましんいちろう)2012年02月2日に掲載分を再掲載

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