やっぴー! ヨコハマきのこ大祭♪
やっぴー!ちえでーす*1。
今回は、10月21日、22日に開催された「ヨコハマきのこ大祭」についてレポしちゃいます!
「きのこ大祭」とは、きのこを見る!食べる!愛でる!をテーマに開催されるイベントで、そもそもは「フクオカきのこ大祭」からはじまり、今や、横浜、長野、秋田など、全国各地で開催されるようになりました。
わたしの地元、千葉でも現在「きのこワンダーランド」展が開催されている千葉県立中央博物館でも「チバきのこ大祭」として実施されました。
各地のきのこ大祭はそれぞれの地域で活動する関係者の尽力で開催され、多くの人が楽しみながらきのこにふれるイベントとしてすっかり定着した感じがします。
さて、今年のヨコハマきのこ大祭は昨年に続いて「みなとみらいMMテラス」で開催されました。
わたしは21日に行ってきましたが、翌22日は台風が接近してきてお天気が荒れてきているのに大勢の人が参加したそうです。
会場は屋内なのでお天気の影響を受けず、時間を忘れて楽しむことができます。
会場に入って目に入ったのが大きなきのこのイラストが描かれたパネル。続いて、神奈川きのこの会によるきのこの資料展示。マニアックな人も楽しめる内容です。
会場ではきのこに関わるいろんな団体や個人作家がブースを構え、資料の展示や物販、ステージイベントなど多彩な内容で見る人を楽しませてくれます。
特設?ステージではハロウィンが近いためか、妖怪に扮した?人が観客を巻き込んで盛り上げていました。
会場ではいろんな団体・業者さんによるきのこや関連商品の販売ブースが多く、イベントならではのお買い得商品も多数ありました。
中でも、きのこ大祭の元祖・フクオカきのこ大祭の実行委員会代表をしている川村さんによる宝珠山きのこ生産組合の出店にはびっくり!!
というのも、先の九州豪雨で地元に大きな被害が出て、組合の施設も一部被災したというのに、遠く横浜まで来られていたこと。そうしてきのこ大祭を盛り上げようと尽力されている姿に感銘を受けました。
会場では参加者が自ら体験できるイベントも盛りだくさん。
培地からニョキニョキ生えたマッシュルームの収穫体験(私が行ったときはすでに終わってた!)や神奈川キノコ会による野生きのこの標本展示(「大菌輪」の中島淳司氏のサイン会が開催されていた!)などなど
それと、絶妙なバランスだけで石を積み上げる「石花」のワークショップ(写真は私の作品!)
(100年に一度の天才だって言われた!*2 )
ただ、残念なこともありました。会場の各地では渋谷卓人氏の精巧な「きのこ盆栽」が配置され、参加者は会場に溶け込んだそれらを見つけ出して撮影し、コンプリートすれば賞品がもらえるというイベントもありましたが、そのうちのひとつがこの数時間後に行方不明になったとか。
誰かが持ち去ったのかもしれませんが、大事な作品が失われたことはせっかくのイベントに水を差してしまいます。
場のMMテラスには多くの飲食店が入居してますが、会期中はイベントに協賛し、コラボメニューが展開されました。
こうして1日、テーマのとおり、きのこを見て、食べて、愛でて楽しく過ごすことができました。
これからも、各地できのこ大祭の輪が広がっていったらいいなと思います。
今月25日には元祖・フクオカきのこ大祭が3回目の開催を迎えます。
お近くのみなさま(遠い方でも!)はぜひご参加ください。
( By G. writer )
*1 わたしは、(たぶん)やっぴーなんて言葉は使いません。
*2 多少盛ってます。