赤い頬した死の天使
みなさんは、「ドクツルタケ」という猛毒きのこをご存じだろうか?
この時期、広葉樹や針葉樹の森の中を歩くとぽつぽつとみられるきのこであるが、、、今回は何かが違う…
周りを見ると、何本かそれは発生していた。
「ドクツルタケってこんなにちいさかったかいな…しかも真っ白じゃない…」
このきのこはドクツルタケのように純白の白ではなかったのだ。
どちらかというと、傘の中央部はやや肌色になっていていまにも崩れそうに傘が開ききっていた。
最初は、終わりかけだからこの色になるだろうと思っていたが、近くを探して若い個体を見つけたとき「ドクツルタケ」ではないと確信を持てた。
「傘がピンク色になっとる!?」
調べていくうちに、「アケボノドクツルタケ」というきのこがあることが分かった。
そもそもドクツルタケに種類があることにビックリだった。
・ドクツルタケ
・アケボノドクツルタケ
・ニオイドクツルタケ
(※外見的によく似たきのこは多数いますが、今回は「ドクツルタケ」と名前が付くものしか載せていません)
きのこは、非常にそっくりさんが多くある程度の知識を持った経験者でないと見極めるのが難しいものもいます。
今回とりあげた「ドクツルタケ類」も見た目での判断が難しくなってきました。
「ドクツルタケは毒だから、食べたりはしないよね!」
という人がいるが、本当にそうなのだろうか??
今月から、食用きのこがたくさん収穫できる時期になってきました。と同時に食中毒のニュースもちらほら目立つ時期でもあります。
目の前のきのこばかり見るのもいいですが、まずは注意してそのきのこを調べてください。
それでは、楽しいきのこ狩りを!
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