2024年2月18日 / 最終更新日時 : 2024年2月19日 いりさじょうじ きのこ研究 アミガサタケ栽培成功への道(やはりアミガサタケは腐生菌なのか?) 2023年11月、ついに日本でのアミガサタケ栽培に関する論文が公開されました。 「Successful cultivation of black morel, Morchella sp. in Japan」 岩手県林業技 […]
2024年2月12日 / 最終更新日時 : 2024年2月13日 中島 淳志 きのこエッセイ 入門・硬質菌類(後編) 前編では硬質菌類の定義や分類、「硬さ」の理由、生存戦略などについてお話ししました。一般的に「不人気」であまり興味を持たれない硬質菌類ですが、幅広い多様性や独特の形態・生態を持っている魅力的な菌群であることがお分かりいた […]
2024年2月10日 / 最終更新日時 : 2024年2月12日 いりさじょうじ きのこ研究 アミガサタケ栽培成功への道(祝!ついに論文が公開されました) 2023年11月、ついに日本でのアミガサタケ栽培に関する論文が公開されました。 「Successful cultivation of black morel, Morchella sp. in Japan」 主著者は岩手 […]
2024年2月9日 / 最終更新日時 : 2024年2月9日 いわまあみ きのこ豆知識 ミドリコケビョウタケ(緑苔鋲茸)Mniaecia jungermanniae 時期 冬から春にかけて(福岡では1月~3月頃まで観察することができます) 発生環境 遊歩道脇の土手や石のすき間などに生えるタイ類に発生するとっても小さな美しいきのこです。 特徴 直径1㎜ほどのクッション状のきのこで、湿気 […]
2024年2月2日 / 最終更新日時 : 2024年2月2日 いわまあみ きのこ豆知識 ヒラタケ(平茸)Pleurotus ostreatus 時期 冬から春にかけて(福岡では11月~3月まで観察することができます) 発生環境 白色腐朽菌で、広葉樹(まれに針葉樹)の切り株、倒木などに重なり合って発生します。 特徴 【傘】傘の大きさは3㎝から15㎝ほどで、まんじゅ […]
2024年1月12日 / 最終更新日時 : 2024年2月2日 いわまあみ きのこ豆知識 ツバキキンカクチャワンタケ(椿菌核茶碗茸)Ciborinia camelliae 時期 初冬から早春にかけて、「ツバキ」や「サザンカ」が咲くころに出現します。(福岡県では12月~4月まで観察することができます) 発生環境 本種は名前の通り、「ツバキ」や「サザンカ」の樹下に出現します。菌核化した前年の花 […]
2024年1月6日 / 最終更新日時 : 2024年1月7日 いりさじょうじ きのこニュース オオワライタケを食べるという人を全力で止めてみる 今朝X(旧Twitter)を眺めていたらこんなTweetが流れてきた。オオワライタケを他の人から貰ったので、それは毒キノコと知りつつ食べてみる、という投稿。オオワライタケは実際食べたことあるという人もいるらしいが、間違い […]
2024年1月5日 / 最終更新日時 : 2024年2月2日 いわまあみ きのこ豆知識 ニセマツカサシメジ(偽松笠(毬)占地)Baeospora myosura 時期 秋から冬にかけて(福岡県では10月~12月頃に観察することができます) 発生環境 アカマツ・クロマツ林内に落ちている松ぼっくりから生えてきますが、本種は地中に埋もれた松ぼっくりに多く見られるようです。 特徴 【傘】 […]
2023年12月24日 / 最終更新日時 : 2023年12月26日 いりさじょうじ きのこ観察記 フユヤマタケを分解する 「冬山茸」 なんて魅力的な名前なんだろう。冬に発生するヌメリガサ科、ヌメリガサ属 (Hygrophorus) のキノコ。キノコが発生がすっかり減った時期にやっと出てくる変わり者だが、キノコマニアからすれば実にありがたいキ […]
2023年12月10日 / 最終更新日時 : 2023年12月10日 いりさじょうじ きのこ研究 チシオタケの血はどこから来るのか? キノコの生態というのは実に面白い。 例えばヒトヨタケ。 彼らは自分たちの子孫を出来るだけ多く残すために「自分自身を溶かす」という生存戦略を取っている。生存戦略という表現から想像するのは、あたかもヒトヨタケが、自分の頭で考 […]