たまごよ、たまご、大きくなったらなんになる?

7月4日22時

栃木の菌友Y美さんがキノコ散策に行って、何やら「タマゴらしき」ものを家に持って帰ってきたんだとさ。そしてな、その「タマゴ」が何になるのか、じっとじっと待ったらしい。

Y美さんは、「もしかしてタマゴタケ?」と一瞬その赤くてつややかで品のあるキノコのことを頭に思い浮かべたんだってさ。なんでか?そりゃそうでしょう、誰だって「タマゴ」と言えばタマゴタケを想像するだよ。

7月5日18時(20時間経過)

でもね、これを見て「ん?」と思ったそうな、、、

だってね、この大きさでタマゴタケだったらさぁ、どう考えても「赤い頭」を出してるよね?(笑)出してないってことは間違いなく違うヤツだよね?

しかしなんだろうこのタマゴ。
恐らく傘が白いことは容易に想像が出来る。白くてタマゴ。
さてなんだ?

7月6日11時(37時間経過)

とここまで来たらすっかり傘も開いた状態になりました。

これはどう見てもヤツですね、、、猛毒の(笑)
特徴は傘に大きく残った鱗片ともっと分かりやすいのは硬質で袋状のツボですね。
ではもうちょっと見ていきましょう。

7月6日22時(48時間経過)

タマゴの状態から丸2日かけてこのサイズまでになりました。
良くもここまで大きくしたもんだと思いますが、育てるには保温のためにガラスを上からかぶせて、ときどき水道水を上からジャーーっとかけていたらしいです(笑)。

7月7日19時(69時間経過)

傘の模様がくっきりしてきましたね。
いかにも「いかめしい」感じがするのは僕だけではないでしょう。
ちなみに傘の裏や柄はこんな感じになっております。

傘の縁にこの様な綿くず状のものが出るのが特徴ですよね。
そしてツボも見事にこんな感じになっております。

ガッチリ鎧に守られた感じの袋状のツボが確認できました。

7月7日22時(72時間経過)

見事に成長しましたね。
で、コヤツの正体は、、、言うまでもなく「フクロツルタケ(広義)」ですね。
フクロツルタケも何種類か有るようなのであくまでも「広義」と付けておいた方が無難ということで付けております。

2019.07.14 神戸で採取

ではせっかくなのでフクロツルタケの特徴を列挙しておきます。

フクロツルタケ(Amanita volvata)

大きさ開けば径5~8cm
表面 白~帯褐色
淡紅褐色の小鱗片
大形のつぼの破片がある
ひだ 白色
大きさ6~14cm×5~10mm
白色
状態綿くず状の鱗片に覆われ
根もとに大形膜質のつぼ
つばなし
白色
傷つくとしだいに帯紅色になる
環境季節 夏~秋
場所林内
地域日本・中国に分布

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