珍客(ムラサキヤマドリタケ)


2018年7月13日、福岡に帰ってきたときのことです。4-6月ではいろんな場所でいろんなきのこを見て学んできました。地元に戻って勉強の成果はでているのか…ちょっと試しに山に行ってみることにしました。

山に向かって歩いている時、今まででは気がつかなかった冬虫夏草、隠れきのこ…前より視野が広がったのか、見つかるきのこは初めてなものばかりでした。その中でも感動したのがムラサキヤマドリタケでした。場所によって普通に見られるきのこですが、福岡県ではあまり見られない珍しいきのこなのです。

復習は意外な珍客と共に大成功に終わりました。

◾︎ムラサキヤマドリタケ(紫山鳥茸)

Boletus violaceofuscus W.F.Chin

◾︎担子菌類(菌根菌)

◾︎特徴:傘は湿るとやや粘性がある。普通暗紫色だが、暗紫色と黄土褐色のまばらに混じる場合もある。孔口(裏側の穴が空いてる部分)は幼菌時白色の菌糸でふさがれる。柄は暗紫色の地に白色の網目模様がある。きのこ全体に変色性はない。

◾︎発生時期:夏〜秋、ブナ科を主とした広葉樹林またはマツが混じる混生林。

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