謎のピンクのキノコ

謎のピンクのキノコ 撮影:イナズマン氏

また謎のキノコがFBグループに投稿された。
そして誰もがまるで放心状態に陥ったたわけ者の様な顔をしてその画像に魅入ってしまったのだ。

僕もそれを見てこうぶやいた。

「なんじゃろらほい?」

今まで見てきたキノコのどれにも該当しないものである。

では、別のアングルから撮った画像を並べてみますね。

謎のピンクのキノコ 撮影:イナズマン氏

謎のピンクのキノコ 撮影:イナズマン氏

謎のピンクのキノコ 撮影:イナズマン氏

謎のピンクのキノコ 撮影:イナズマン氏

さてここまで見てきて「科」まで落とせる人がいるだろうか?

はっきり言って僕はまったく分からなかった。

でもこんなに美しいキノコで、しかも特徴的なものはやはり「知りたい」という欲望が抑えきれない。

そこでイナズマン氏にお願いして、Twitterで公開させてもらった。

するといくつかコメントを頂きました。

しかしパット見て「これだ!」とは分かりませんでした。

  • 「キツネタケっぽい感じがするが、、、」(R氏)
  • 「キシメジ科でこんなの見た覚えが、、、」(S氏)
  • 「イッポンシメジの類に似たキノコが、、、」(Z氏)

と詳しい人達の意見もバラバラでした。

そこでZ氏から「胞子紋を取ってみましたか?」の問いかけに答えるべく、イナズマン氏に聞いてみると

「持って帰ってきてないので取れねぇ~~」

とのことでしたので、一旦は諦めたのですが、そこはイナズマン・レッド、我らがヒーロー(笑)

最初にアップしたのが木曜日でしたが、次の日曜日に再度同じ場所に見に行ってくれたのでした。

その場所とは

車で2時間走って、自転車を1時間漕いで、そして熊に怯えながらやっとこたどり着く様な場所なんだじょ~(By イナズマン氏)

らしい、そこまでやってくれるとは、、、感激しちゃうなぁ、、しくしくしーく。

そして見事その謎キノコをもって帰ってきてもらい胞子紋を取ってもらいました。

胞子紋を取ってもらいました

すると、ちょっと見にくいですが、白っぽいピンク色の胞子紋だったようです。

ふむふむ、白っぽいピンクの胞子紋とな、、、

そんなこんなしていると先ほど戦隊ヒーローからメッセージが送られてきた。

つまりは「腐りそうだったので博物館に持っていって見てもらった」とのこと。
博物館もお盆ということもあり専門家の方がお休みだったようですが、いろいろと調べて頂いたそうで、、、

やっとこその正体が分かったらしい。

キシメジ科のArrhenia discorosea(旧名Omphalina discorosea)という種類

だそうな。

「Arrhenia discorosea」または「Omphalina discorosea」で検索してみれば確かに同じ様な形態をしたキノコ画像がヒットしてきます。

キシメジ科のArrhenia discorosea(旧名Omphalina discorosea)

まとめますと、、、

  • キシメジ科のArrhenia discorosea(旧名Omphalina discorosea)という種
  • 日本ではまだ報告例がない
  • ユーラシア大陸北部に広く分布する種
  • ニレ属の腐朽材に発生する
  • 標本は凍結乾燥の後、当館および国立科学博物館に収蔵される

と博物館の方からのメールからもかなり興奮状態が伝わって来るようです。

やったね!!さすがヒーローだ!(笑)
 

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