きのこ検定対策その1「学名問題は捨てていいのか?」

学名は捨てるべきなのか?

きのこ検定本

キノコ検定がこの2月25日にあります。
僕が今回受けるのは1級ですので、自ずと「あの問題」が出るんですよね、、、

あの=学名

「が・く・め・い」ですよ、「が・く・め・い」。
あぁ、何というイヤな響き(笑)

菌友の方から去年の試験問題を頂いた。

その中にはキノコの学名を4つの中から選ぶ問題が7つもあった。

7つだよ!これだけで7点だよ!!(笑)

ちなみに合格は100点満点中70点を取れば合格です。
なので、100ー7=93ってことなのでこの93問を完璧に答えられれば93点であり、余裕のよっちゃんで合格である。

でも残念ながらそういうわけにもいかんのだな、、、

学名の4択の問題は7問であるが、問題の中にこそっと出てるものもあったりする。

例えば
マツカサキノコモドキの説明として間違っているものはどれか?

1.落ちた松ぼっくりから生える
2.タマバリタケ科である
3.食用のキノコではない
4.学名はStrobiurus stephanocystis である

なんて感じで出ていたりする。
間違っているの、どれだか分かるかな?学名を知らなかったら「消去法」で当てるしかない問題である。
4を自信を持って「マツカサキノコモドキの学名だ!」と答えられる人がいれば別だが、なかなかおらんでしょうなぁ、、、

さてそんな「学名がこっそり入っている」問題がなんと4問もあった。

7+4で11問。

ってことは、もし学名を捨てるとしたら、

100点ー11=89点

で、89点からのスタートとなってしまうではないか!!
やばいなぁ、、去年は何かと引っかけ問題があるので、自信を持って答えたところでも間違っていたもんなぁ、、、

ちなみにこれ ↓↓↓↓ 去年の試験の結果です。

きのこ検定(2級)を受けてきました。その傾向と対策も考えてみた。

去年は終わった時は90点以上は軽く取れたんじゃないか?と思っていたのが、なんと85点(自己採点では87点)。

いやいや、10点も下がってやんの、、、
なので学名にもちょっと気合を入れて取り組まないとあかんのかなぁ、、と思ってこのブログを書いております(今頃か? w)。

学名とは?

カワラタケ

今更ですが、学名とは簡単に説明すると「属名+種名」で成り立っております。
例えば松茸だと

Tricholoma matsutake

でありますな。
で、最初の「Tricholoma」が属名で「キシメジ属」を表しております。
そして「matsutake」が種名ですね。
あと命名者の名前もその後ろについたりするのですが、キノコ検定では出てこないので省きます。

去年書いた記事には学名問題の対策として

「無理なら諦めろ、出来るなら『属』と『属の学名』を覚えよ」

なんてことを書いておりましたが、とよ田キノ子さんから

「1級は属名の学名がわかっているだけじゃダメなんです」

という指摘をいただいた。
確かに頂いた去年の問題を見てみると、属名だけ覚えていたって(それすら覚えられるかどうかはなんとも言えないが・・・)ダメな問題が多数あるのです (T_T)

でもです!正直言うと種名まで覚えるのは不可能です!
もちろん、属名を全部覚えるのも、これまた不可能な話なんですよ、、これが。

要は多すぎますねん、、、しかも馴染みがなさすぎる。

ってことで少しでも「馴染み」を持てるように有名な属名だけでもピックアップしておこうかと思う。

有名な学名たちを覚えてみる

キノコの専門家と話をしていると、結構学名がポンポンと出てくることがある。
この前もチエちゃんから

「エントローマの写真あったら欲しいんだけど、、」

と来た。

「えっと、えっと、エントローマって何の学名だったっけ、、、」

と探しているのはちょっとみっともない(笑)
なので、それぐらいは分かっていたら良いのではないか、ということと、「あぁエントローマね!」なんて言えたらなかなかカッコいいではないか?どうだ?

なのでせめて有名どころを押さえておいても良いかなぁ、、と思ってキノコ検定本に載っている属で2つ以上の種があるものをピックアップしてみたい。
2列目の項目は僕が勝手に日本語読みに変えたものだ。間違っていたらご指摘願いたい。

学名(属名) 学名の読み(適当) 属名
Morchella モルケラ アミガサタケ属
Cantharellus カントハレラス アンズタケ属
Strobilomyces ストロビロマイセス オニイグチ属
Leccinum レクシナム ヤマイグチ属
Boletus ボレタス ヤマドリタケ属
Entoloma エントローマ イッポンシメジ属
Auricularia アウリクラリア キクラゲ属
Tricholoma トリコローマ キシメジ属
Clitocybe クリトシベ ハイイロシメジ属
Lepista レピスタ ムラサキシメジ属
Lyophyllum リョファイラム シメジ属
Clavulinopsis クラブリノプシス ナギナタタケ属
Ganoderma ガノデルマ マンネンタケ属
Strobilurus ストロビルラス マツカサキノコ属
Amanita アマニタ テングタケ属
Coprinellus コプリネラス キララタケ属
Suillus スイラス ヌメリイグチ属
Hygrophorus ヒグロフォルス ヌメリガサ属
Pleurotus プレウロタス ヒラタケ属
Cortinarius コルチナリウス フウセンタケ属
Luctarius ラクタリウス チチタケ属
Russula ルスラ ベニタケ属
Psilocybe プシロシベ シビレタケ属
Pholiota フォリオタ スギタケ族
Hypholoma ハイフォローマ ニガクリタケ属
Mycena マイセナ クヌギタケ属

 
どうだろうか?覚えられたかな???
 
・・・やっぱ無理やな(笑)

1級学名問題とその傾向

きのこ検定1級

さて1級の学名に関する問題とその傾向をパターンで説明しておきたい。
するとその「解き方」なるものも見えてくるかもしれない。
つまり学名を覚えないで解く方法でもあるぞ(笑)

1.属名バラバラ4択

これは一番難しい問題ですな、、つまり4つの属名がバラバラであるが、もし属名を覚えていたら一発で分かる問題とも言えるので、当たりハズレが大きな問題とも言える。

去年の1級で出ていたのはこれです。

ナラタケの学名はどれか?

1.Armillaria mellea
2.Trametes versicolor
3.Leotia lubrica
4.Tremella foliacea

さて見当が付くだろうか?
どれか1つでも2つでも消去できれば良いのだが、どれも難しいよねぇ、、、

2.属名3+1の4択

属名が3つ一緒なものと、1つだけ違っている4択問題。
まぁ常識的に考えたら余程のへそ曲がりでない限りは3つの方の中に答えがあるはず。

例えば

ハナイグチの学名はどれか?

1.Suillus luteus
2.Suillus grevillei
3.Suillus spectabillis
4.Hygrophorus lucorum

この中では「Suillus」の属名が3つで共通しているので、答えは1,2,3の中にあるはずだ。
つまりは3択問題と考えて良いだろう。

問題はここからだ、、、

じゃあどれなんだ?

ってことになるが、それは鉛筆を転がして下さい(笑)

3.属名2+2の4択

属名が2つ一緒なものが、2ペアある4択問題。
これは学名がわかりさえすれば実質2択になる問題だ。

例えば

ヒラタケの学名はどれか?

1.Pleurotus ostreatus
2.Pleurotus pulmonarius
3.Amanita musucaria
4.Amanita hemibapha

わかりますよね?
超有名な属名である「Amanita」。
これはテングタケ属の学名なので、3,4は消去できます。
なので1,2の選択となります。
でもそれ以上は鉛筆ころがしとなりますが、、、(笑)
 

まとめ

実際のところ学名問題を満点になどたぶん出来ないだろう。

捨てるには忍びないが、学名を覚えるにしてはあまりにも無謀な話ではあるな。

なのでせいぜい11問中半分が良いとことだろうか、、、
また学名4択に関しては7問中1/3出来れば御の字だと思う。
無駄なことに労力を割くよりも人の名前なり、成分の名前なりをしっかりと押さえておくほうが賢明なことにはまちがいないですな。
 
さてさて、果たしてどうなることやら、、、
 

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