杏の匂いに誘われて?(アンズタケ)

キノコのニオイ、感じますか?

ニオイは「匂い」と「臭い」どちらに感じますか?

「匂い」というのは一般的に「良い香り」がする時に使われるそうで、逆に「臭い」は「下水の臭い」などの様にくさいニオイの時に使うそうです。

さて改めて聞きますよ、キノコの「ニオイ」は「匂い」ですか?それとも「臭い」ですか?

「くさい」などというのは、最終的には人の好みや習慣に左右されることが多いですよね。例えば日本人(特に関西以外)が好きな納豆が代表的ですが、あのニオイを「良いニオイ」と感じるのはある程度の「慣れ」みたいなものが必要でありまして、僕もずっと納豆のニオイが嫌でしたが、何かしらのタイミングで「あれれ、いいニオイだなぁ」なんて思うようになってから食べられるようになりました。

なので納豆は「匂い」ですが、、ダメなのはセロリ、、あれはやはり「セロリの臭い」なんですよね、、、

でもキノコといっても一口に「キノコのニオイはこれだ」と括れるわけではありません。ただ全体的に良くある「キノコ臭」と呼ばれるものはありまして、なめこなどを口に含んだ時にツーンと口から鼻に抜けるようなキノコ臭は多くのキノコが持っている「ニオイ」なのですよね。

しかしながら、実に悲しいことに「キノコ臭」という字が当てられておりますな、、、臭くないのに(笑)

またシイタケは乾燥させるとレンチオニンという成分により香り(あえて香りで w)が出てきて、逆にその香りがまだいろんな香りに慣れていない幼児期の「体験」として残ってしまい(レンチオニン体験という)、シイタケ嫌いにさせるのだそうな(キノコ検定本より)。

アンズタケのニオイ


 

「アンズタケ、あなたは何故アンズタケなの~」

なんてロミオじゃないんだけど、アンズタケの「アンズ」はもちろん「杏」に由来している。

このアンズタケの「色」ではなく「ニオイ」が杏に似ているから、、らしい。

マジか?

いやぁ、マジだと思うのならニオってみなはれ、、、

どうだ?杏のニオイがするか??

するのなら、それは間違いなくアンズタケ。

でも、しないのなら???

さぁ困った、困った、こまどり姉妹、、、

なぜ困ったのかと言うと、

僕はいくらその姿形がアンズタケだと分っていても杏のニオイがしないのだ。

が~~~~ん (T_T)

まぁ、そう言えば子供の頃から耳鼻科に良く行ってたしね、、高校になったら誰よりも早く花粉症になったよ、、鼻は良くない、良くはないがそれってセンサーが悪いってことじゃないよね?ねぇ、誰か教えて~(笑)
 

みんなは判るの?杏のニオイ

これは本当のアンズタケかどうか微妙

あれは2年前のコト。
同級生達と登山部なるものを作っていて、近場の山に登ったりする。
その時は阪急芦屋川駅から六甲山頂を目指して4,5人で山頂を目指して山道をあるいていた。ルートは一般の人たちが通るロックガーデンではなく、ちょっと上級者向きの地獄谷コースだったかと思う。地獄谷コースはいわゆる「谷道」なので、キノコが出る環境としてはうってつけである。

その時もところどころにキノコは出てはいたものの、メンバーの手前スルーするものが多かった。

しかし、、

メンバーの一人がある時

「あれ、なんかめっちゃ甘いニオイする~」

とふと立ち止まって言い出したのである。

見ると崖の脇に寄り添うようにしてアンズタケが並んでいた。

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~~、アンズタケじゃあ~~~!!」

と一人叫ぶ。

その時に他のメンバーたちからは「いいニオイがする」などの反応はなかったし、「ニオイがする」と言った本人もニオイは一瞬だけだったようで、ずっとニオっていたワケではなかったので、みんなで「気のせい」ということにした(笑)。

 
そして、ついこの前、京都トレイルを3人で歩いていたときにもアンズタケを発見した。

かなり大きな個体だったので、本当に杏の匂いがするのか今度は抜いてしっかり匂いて、鼻を近づけて嗅いでみた。

「ニオわない・・・」

はい、やっぱりニオわなかった、、しくしく。

それで悔しいから他の二人に嗅いでもらった。

一人目は

「んん~するする、甘い香りするわ~」

とのたまう。
そして二人目の鼻にに近づけてみる。

「あぁ、きのこ臭しかしなかったけど、良く嗅いだら甘いニオイするわ~」

なのだそうな、、、そこで改めて嗅いでみたもののやっぱりニオわないのだ。

が~~~~ん、、やはりか、、、 (T_T)
 

杏のニオイ、しないひと手を上げて~

お恥ずかしながらアンズタケから杏のニオイを嗅ぎ分ける、というのはあきらめた。たぶん、アンズ系統のニオイを嗅ぎ分けるセンサーが悪いのか、それとも鼻のニオイセンサー自体がそもそもポンコツなのか、、、。まぁ目が悪い人もいるんだし、舌の味覚が悪い人だっているんだもの、嗅覚が悪い人がいても全然おかしくないのである。ただ、この歳になるまで、気付かなかった、と言うのはショック以外なにものでもないのもこれまた事実。

で、仲間を探した(悪いなオレ w)。

アンズタケから杏のニオイがわからない人(笑)

少なくとも僕の周りでは二人知っている。

一人は観察会のリーダー。
僕よりはるかキノコ経験は長いのだが、アンズタケから杏のニオイがしたことないらしい、、、うっしっし(ちょっと優越感 w)

そしてもう一人は菌友のYさん。
厳密には「嗅覚の鈍さには自信あり」というコトらしいが、仲間にいれちゃいましょう~(笑)

あとの人からは「杏のニオイがしたことがない」とは聞いたためしがない。

果たしてもういないのだろうか?

本当は杏のニオイなんかなんもしないのに「あ、なんか杏の香り、するよねぇ~」と何気に言うてる人が少なからずいると睨んでおります。人間(特に日本人)はその場の空気に飲まれやすいですからね~まるで「裸の王様シンドローム」みたいに。

「杏のニオイがしたことがない」と言うのが恥ずかしいと思ってませんか?

良いんですよ、ニオわないものはニオわないって正直に言っても。

そうすればアナタもきっと楽になれます(笑)

 

Facebook コメント

Follow me!

Related posts

Leave a Comment

CAPTCHA